たるみを解消する美容医療には色々な種類があります。
その中の1つに挙げられるのが「サーマクール」です。
この美容医療はラジオ波という、高周波を使うのが特徴です。
ラジオ波を肌に当てると肌のコラーゲンが収縮を起こします。
キュッと肌が引き締まる為、たるみを改善できるのです。
また、収縮を起こしたコラーゲンを早く修復しようとして、
施術を行った部位のコラーゲン生成量がアップします。
これにより、持続的にコラーゲンが作られるようになり、長期間たるみを予防する事が可能です。
ウルセラやサーマクールのメリットはメスを一切使わず、たるみを解消できるという点にあるでしょう。
メスを使うたるみ治療は、傷跡が残るリスクがあり、腫れや痛みも強くでます。
サーマクールであれば、このような心配はありません。
また、メスを使わないプチ整形の場合、ヒアルロン酸などの異物を体の中に注入します。
安全性の高いヒアルロン酸でも、やはりアレルギーのリスクはゼロではありません。
異物を体の中に入れず、たるみを改善できるという点もサーマクールのメリットです。
一言にコラーゲンと言っても、詳しく知られていないのが現実です。
そもそもコラーゲンというのは、タンパク質の一種なのです。炭水化物や脂質と並んで、三大栄養素と呼ばれている成分です。
これを見ればわかるように人体を作るうえでとても大事な成分でもあるのです。
人間の体を作っているタンパク質のうち約30%がコラーゲンと言われていて、顔だけに絞れば約70%がコラーゲンになっています。
アミノ酸が鎖のように繋がって組み合わせた「三重らせん構造」をしていて、ハリや弾力などを生んでいます。健康的な肌を保つという意味もあります。
しかしコラーゲンは肌だけではなく、血管や骨の中にも存在しています。
体重が53キロほどの平均的な女性でも、体内に3キロものコラーゲンが入っています。500mlのペットボトルが約6本分と考えると、とても重く感じます。
カルシウム不足が原因だと知られている骨粗しょう症ですが、加齢に伴うコラーゲンの減少も原因の一つだと考えられています。
骨の柔軟さをコラーゲンが保っているので、骨が折れたりもろくなったりというのを防いでいます。
身体や臓器の骨組みとしての役割も同時に持っている成分がコラーゲンであり、人体に欠かせない成分でもあります。