加齢による顔のたるみは、ある程度仕方ないとは言ってもイヤなものです。
顔がたるんでいると、見た目の印象を大きく変えてしまいますし、
顔がたるむとほうれい線も深くなりやすくなり、時には二重あごの
原因にもなってしまいます。
年齢とともに、肌細胞が古いものから新しいものに
生まれ変わる肌のターンオーバーは、遅くなっていきます。
20代では約28日だったターンオーバーも、40代では45日になり、
60代ではなんと100日もかかると言います。
ターンオーバーが遅いと、それだけ古い細胞が肌表面にとどまり続け、
肌のツヤやハリも失われてしまします。
ハリがないと、皮膚や皮下脂肪は支えきれなくなり、重力に引っ張られて
下にたれることになります。
では一体、こうして生じた顔のたるみは、どのようにして
治療すれば良いのでしょうか。
顔のたるみは、美容皮膚科や美容外科で治療することができます。
美容外科では、顔のリフトアップと言う手術で治療することができ、
以前は切る方法が主流でしたが、近年は特殊な糸を使用して
切らない方法が主流になりつつあります。
美容皮膚科では、顔のたるみはメスを使わずに、レーザー光線や
ラジオ波の他、ヒアルロン酸やボトックスの注射を使った
治療ができます。
それぞれ効果の持続期間や治療に必要な時間などが
異なりますので、どの治療方法を行うかは、事前に
十分なカウンセリングを行って、医師と良く相談して決めるようにしましょう。