加齢により、どうしても出てしまう顔のたるみは、見た目の印象を
大きく変えてしまう上に、ほうれい線を深くしたり二重あごの原因に
なったりするで、イヤなものです。
年齢を重ねるにつれ、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる
肌のターンオーバーは、徐々に遅くなっていきます。
20代では28日ほどたったターンオーバーは、40代では45日もかかると
言われています。たるみができるメカニズム?
ターンオーバーが遅いと、それだけ古い肌が顔に留まることになります。
細胞は古くなるほど乾燥が進み、ハリやツヤが失われていきます。
また、加齢により体内のコラーゲンやエラスチンが減少しているため、
40代の肌は、肌そのもののハリも、若い頃に比べると落ちています。
すると皮膚が支えきれなくなり、重力によって下に垂れて、
顔のたるみが生じるのです。サイトカイン?って
このようなイヤな顔のたるみに即効性のある治療法のひとつに、
プラセンタ注射があります。
プラセンタとは栄養の宝庫・胎盤から抽出したエキスで、ビタミンや
アミノ酸の他、成長因子と呼ばれる細胞分裂や新陳代謝を
促進する効果、つまり、ターンオーバーを促進する効果のある成分が
含まれているのです。
顔のたるみの治療にプラセンタが効果的であることは、既に
医療的にも証明されています。
プラセンタ注射による顔のたるみの治療は、美容皮膚科や
美容クリニックなどで行うことができます。
化粧品や栄養ドリンクの他、サプリメントでも、プラセンタの効果は
得られますが、体内に直接注入することができるため、注射の方が
顔のたるみを改善する効果が高く、また、即効性がある治療だと言えます。
リンパマッサージも少々効果があるみたいです。
プラセンタ製品にはヒトの胎盤と家畜の胎盤を使用したものがあります。
日本では、ヒト胎盤由来のものについて、病院の診察を伴う医薬品としての取り扱いとなっています。
注射薬として使用するヒト胎盤プラセンタは、産婦人科で出産時に排出されたものが冷凍保存され再利用されたものです。
過去には病院側が用途を把握してなかったり、妊婦に使用承諾を取っていないなどのケースも見受けられましたが、現在認可された注射薬は2種類。更年期障害や乳汁分泌障害の際使用されるメルスモンと、慢性肝疾患の改善を目的に使用するラエンネックです。提携した日本の病院で、感染症がないと判断された健康な母体の胎盤を原料としています。
たるみなど美容に効果が期待できるのはメルスモン製剤です。
マウスの動物実験では抗疲労作用と共に創傷治療促進作用など確認されており、まさにターンオーバーを促してくれることが期待出来ます。使用法としては1日1回2mlを毎日、または隔日に皮下注射するのですが、治療方針は医師の判断となります。
また、注射ほど即効性はみられませんが、経口でプラセンタを摂取する方法もあります。
日本では経口プラセンタに家畜の胎盤を使用しており、中でも豚と馬の胎盤を主にしています。
食用としては頭数が少ない馬は高額ですが、それに比べて食用豚の胎盤は流通が安定しているため製品化しやすいと言えるでしょう。
安全性を重視した日本健康・栄養食品協会の定めた基準をクリアした、加熱処理済みのプラセンタエキスやプラセンタ純末が安心して服用できます。